知らない偉いおっさんと誕生日
今日、最終面接だった。
いや、本当はこないだやったやつが最終面接だったはすなんだけど、何故か同じ会社で最終面接をもう一回やらされている。
こないだの面接は最終面接の"序章"だったのかもしれない。
まあいい。
話が飛ぶがあたしの誕生日は毎年家族にも忘れ去られているくらい覚えにくくて思い出しづらい微妙な日付である。
本人もたまに自分の誕生日がいつだったか分からなくなる始末で、それについては本人もまあわかりづれ〜〜もんなぁ〜〜! ごめんな! と思っているぐらいだ。
だから、今日の最終面接でたくさんの偉いおじさんの中のあるおじさんが
「あれ、きみあとちょっとで誕生日じゃん。それまでに結果出すからね。」
と小粋なトークを繰り出した時、不覚にも嬉しかった。
今年の誕生日、知らねえおっさんにいの一番に祝われちゃったよ。
オイオイどうすんだよ。
どうもしねえよ。
親友より親より恋人より先に祝ってくれたおっさん、ありがとう。
誕生日プレゼントに内定をくれ。